2013年12月15日日曜日

北朝鮮の粛正

金正恩の権力を固めるための、粛正の嵐が吹き荒れている。北朝鮮で№2の張氏が軍事裁判に掛けられ、即、銃殺で処刑された。海外で暮らす異母兄の金正男も暗殺されるのではないかと言う。噂まで出始めている。

北朝鮮のロイヤルファミリーの一員であった、張成沢があっけなく処刑された。張成沢は中国との経済関係を重視し、経済開放を主導してきたが、金正男も同じ考えであり、張成沢同様に暗殺されるかも知れない。世襲制に対しても批判しているので、暗殺される可能性は高いのではないか。

金正恩は中国からの自主性を確保するという考えである。しかし、中国からの援助がなければ、経済的に崩壊するのは目に見えている。強気の姿勢で中国からの援助を引き出すという戦略なのか。中国も北朝鮮という国に対してどのように対応するのか。

この国でどのようなことが起こっているのか、情報があまりにも少ない、すでに数万人が粛正されたという報道もあり、金正恩の権力強化のために、邪魔者は次々に粛正されることになる。

軍部の動きも気になるところである、金正恩に忠誠を誓うために軍の幹部も粛正を恐れイエスマンなるのではないか。

北朝鮮には民主主義も人権もない、あるのは金正恩ファミリー王国で国民の生活は顧みない政治が続くことになる。被害者は北朝鮮国民であり飢えに苦しみ、体制に対する批判をすることも許されない、金正恩王国の国である。



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