2012年5月18日金曜日

ギリシャ、キプロスの金融危機

ギリシャの銀行への融資が欧州中央銀行(ECB)から資金停止の措置が取られるかも知れません。そうなれば、銀行は営業を停止しまたは破綻するかも知れません。IMFも無政府状態のギリシャへの融資も控えるという事態になっており、ギリシャの金融が機能しなくなるかも知れません。

ギリシャの銀行からの引き出しが続いており、1兆円近い金額が銀行から引き出されています。この数日でも800億円近い金額が銀行から引き出されています。銀行の手持ち資金が急激に減り始めています。ギリシャ国民がユーロ圏から離脱すると、旧紙幣ドラクマに変わることになると、価値は1/10以下になり、資産防衛のために今のうちにユーロを手持ちとして確保する動きだと思います。

キプロスの銀行も危機に瀕しており、銀行が国有化される事態になるかも知れません。最悪の場合は、世界の金融システムに影響を与え大混乱に陥る事態が、起こるかもしれません。

6月のギリシャの総選挙の結果次第で世界の経済が大混乱に陥ることになるかも知れません。

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