2014年6月1日日曜日

中国は食料輸入大国へ

中国は従来の方針は食料は自給自足を方針であったが、ここに来て、食糧の自給方針を放棄し輸入をしなければならなくなった。

13億人の胃袋を満たすためには、自国で食糧の自給が出来なくなったことを意味する。それとともに、中国が世界中から食料を輸入するとなると、食糧資源が中国へと向かうことになる。

当局の統計では、中国は2013年度、6300トン以上の大豆を輸入した。この数字は2000年度の6倍当たるという、その分、中国国内生産が下落したという。小麦、トウモロコシも同様に輸入が増えている。中国は毎年、500万トン以上の需要は増えており、食料供給は逼迫している。

食料生産には、土地と水が不可欠である。ブラジルから大豆を輸入しているが、大豆生産のため大規模な森林伐採が行われているという。

米国穀物会議では、中国は2022年までに1900万トンから2000万トンのトウモロコシを輸入しなければならないと推測し、その量は世界市場の1/3を占めるという。

中国国内の耕作地は、重金属により汚染されており、広州では耕作地がカドミウム、ヒ素、水銀等により汚染されており、その他の州からも鉛やカドミウムなどが検出されているという。

中国当局は、近からず食糧不足のため、社会危機が発生すると予想している。国内の食糧不足による混乱、食人、飢餓、発生する可能性がありそしてそれから逃れることは出来ないと言われている。

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