2014年6月6日金曜日

中国の環境汚染の深刻さ

中国の環境汚染は、最悪の状態になっている。工場排水で川の水はヘドロで覆われ、魚は生息さえ出来ない。住民が汚染工場に対して抗議行動をするが、地方政府はその抗議行動を暴徒扱いをし鎮圧する始末である。

他に大気汚染、水質汚染、土壌汚染、食料汚染ときりがないほど汚染が広がっている。日本でも高度経済成長期には、大気汚染やイタイイタイ病、水俣病、四日市喘息などの公害があった。しかし日本はその様な公害に対して、自治体や政府、企業に改善するための運動や裁判などにより改善することが出来て、公害問題は大きく改善された。私が小学校に通うときなどは、排気ガスがひどく喉が痛い思いがある。

中国でもカドミウム汚染やクロム汚染などにより、地域によっては癌の村というのが、中国国内出現している。その数は250カ所あると中国環境保護省認めているが、その数はもっと多いというのが大方の見方である。中国政府は正確な統計数値を隠蔽するので信用していない。それではその対策というのは、後手後手状態である。

WHOの調査によると、2012年世界の癌による死者数の最も多い国は、肺癌の場合、新規患者数の36%が中国人、肝臓癌や食道癌の新規患者の50%は中国人になっている。中国国民の健康状態は、最悪の状態であるということが言えるのではないでしょうか。

このままでは中国国内で人が住める、土地はなくなるのではないでしょうか。経済成長第一主義を優先している以上、公害はとどまる事はない。

経済成長が失速すれば、中国共産党に矛先が向き国民の不満が共産党に向き、共産党一党独裁体制が崩壊するのを、幹部は恐れているのではないでしょうか。

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