2014年2月28日金曜日

中国の不動産バブルが現実に

中国の不動産バブルが本格的な崩壊の道に進みつつあるようである。大手銀行が不動産への融資を取りやめたため、新築マンションが販売不振に陥り、マンションの値段が急落している。急落前に買った人が抗議行動を起こしているという。

マンションの販売不振のため2割引きで販売したところ、それ以前に購入した人たちの怒りが頂点に達し、マンション代金の解約に応じろと座り込んで抗議行動をしているという。

杭州では今年に入り20件以上の抗議が起きている。周辺では大量のマンション建設中で供給過剰がすぐに収まる状況ではない。

今までは住宅価格が上昇し、マンションの値段が急落した経験が無いだけにパニック的な投げ売りが相次ぐことが予想される。

不動産価格の値下がりで中国社会の混乱や経済への落ち込みを招く恐れもあるという。不動産向けの融資をしている金融機関が将棋倒しで倒産する事態に陥るだけに事態は深刻であるという。

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