「西大門刑務所歴史館」は漢民族が、日本帝国主義による強制占領という痛みを抱えてきました。この時期は民族のプライドが傷つけられ、民族自らの発展が中断されるなど、苦難の歴史であった。それにもかかわらず、我々は歴史的な現実に屈したり、妥協したりせず、民族の独立に向ける闘争の歴史があり、そのおかげで今の私たちが存在し得ているのです。西大門刑務所歴史館はこのような歴史を引き継ぐ為の教育の場として開館しました。明日を担う若者たちはもちろん全国民が、国の為に命を捧げた烈士たちの志を偲び、屈辱的な過去の歴史を克服するために、国を愛し民族を愛する志を学ぶ場とななるように整備中でした。
↓女性専用の刑務所
1908年10月21日 京城監獄として新築
1912年9月3日 西大門監獄として名称変更
1923年5月5日 西大門刑務所と名称変更
1945年12月21日 ソウル刑務所として名称変更
1961年12月23日 ソウル教導所と名称変更
1967年7月7日 ソウル拘置所として名称変更
1987年11月15日 西大門拘置所が京畿道義旺市に移転
1998年11月5日 西大門刑務所歴史館開館
終戦後も西大門刑務所は韓国政府により刑務所としての機能を有していました。当時は、軍事独裁の時代でもあり、北朝鮮との軍事的対立などもあり、軍事体制に反対する国民を投獄するための刑務所になっていたようでした。