中国メディア・東方網は23日、「日本のサッカーはW杯制覇を夢見ている、かたやわれわれのサッカーの夢はお金を稼ぐこと」とする記事を掲載した。
記事は、日本のサッカーがここまで発展してきたのはマンガ「キャプテン翼」を通じて、日本の子どもたちが世界で活躍するという大きな夢を抱いてきたことが大きいと説明した。
そのうえで、中国スーパーリーグのクラブ・江蘇蘇寧の副社長である鄭明氏の話を紹介。鄭氏は、「ユースの人材を選抜するさい、子どもたちに『君たちの夢は何だい』と聞く。すると、ほとんどの子が『中国代表に入ること』と答える。大きな目標ではあるが、同時に寂しさを覚える。中国代表は世界で100番目近いランクであり、W杯にも行けないレベルだ。レアル・マドリーやバルサ、マンU、インテルといった目標を掲げ、奮闘してその夢を叶えてこそ、中国サッカーの夢は本当の希望に変わるのではないだろうか」と語ったという。
記事は、「もし、日本人のサッカーに対する夢がはるか遠くの夢物語だとするなら、われわれのサッカーの夢はあまりに現実的、かつ、功利的すぎる。簡単にお金が稼げる今の時代において、海外に出て揉まれるというのは愚か者のすることだ、輸出よりも内需こそ王道といった考え方がはびこっている。中国スーパーリーグではU23を重視する方針により、U23の選手たちの年俸が不可思議なレベルにまで高騰している。国内リーグの大量の金銭を積むことで、多くの若手選手が海外進出という夢を捨てる選択をしてしまっているのである」と指摘した。
そして、「われわれの現実社会は、われわれのサッカー同様に不純だ。われわれは、他人の成功を自分たちの金儲けの材料とすることにあまりに慣れてしまい、他人が成功のために積み重ねてきた努力の部分を意図的に無視しているのだ」と論じている。サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
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