2018年6月25日月曜日

日本代表が勝って何が悪い? 憤りを覚える必要はあるのか

6月14日に開幕したサッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会では連日熱戦が繰り広げられている。中国代表は本大会の参加を逃してはいるが、W杯は中国国内でも多くの人が注目していて、連日眠い目をこすりながらテレビ中継を観戦しているようだ。

そして、中国では19日に行われた日本ーコロンビア戦も大きな話題となった。中国でも日本同様、試合前は日本が圧倒的に不利という見方が多かったが、日本が下馬評を覆して勝利を収めたことに対し、中国では「憤り」の声をあげる人もいたようだ。

中国メディアの快資訊は21日、「日本代表が勝ちあがっていくことに憤りを覚える必要があるだろうか」と疑問を投げかける記事を掲載し、日本代表チームの初戦の勝利を称えている。

記事はまず、日中の歴史問題ゆえに、中国人のなかには日本人に対して良いイメージを抱いていない人もいるとしながらも、19日に行われた日本代表の試合は中国人に希望を与えるものだったと主張。南米のチームに勝利を収めたことはアジアの誇りであると称賛する一方で、反日感情を抱く中国人のなかには「日本代表が勝ちあがること」を快く思わない人もいることは事実だと強調した。

中国では今なお政治や歴史問題とスポーツを結びつける人が少なからず存在する。今回のW杯でもスイスの選手がゴール後に政治的パフォーマンスらしきものを見せ、問題視されている。中国人からすれば、過去の出来事は心に深く残っているのであろうが、やはりスポーツと政治は切り離す成熟さが欲しいところだ。サーチナより

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