中国高速鉄道の近年における急激な発展には目を見張るものがある。現在、日本と中国はアジアの高速鉄道市場を巡って激しい受注競争を繰り広げているが、中国が高速鉄道産業に参入した当初、これほど中国が急激に競争力を高めると想像していた人は少なかっただろう。
中国人の多くは中国高速鉄道の発展を誇りに思っているようだが、中国メディアの今日頭条はこのほど、新幹線は53年間にわたって世界をリードし続けた高速鉄道システムであると伝える一方、「中国はその新幹線をわずか9年で打ち破った」と主張する記事を掲載した。
記事は、中国初の高速鉄道である「京津高速鉄道」が開業したのは2008年であり、それからわずか9年で中国高速鉄道は「中国人にとって『身近にあって当たり前』という存在になった」と主張。さらに、中国高速鉄道の営業距離は、すでに世界の高速鉄道の営業距離の総和の65%を占めるまでになったとし、「中国高速鉄道は今や50年以上にわたって日本を代表する存在であり続けた新幹線すら超えた存在になった」と論じた。
続けて、中国高速鉄道は走行中の安定性が非常に高く、走行中の車内でコインが立ち続けるほどだと指摘。これは新幹線では実現不可であると主張したほか、乗車券の料金も1キロメートあたりの新幹線に比べて圧倒的に安いと指摘。これは中国高速鉄道のコストパフォーマンスが良い証拠であるとし、インドネシアで新幹線から受注を奪うことができたのも「中国高速鉄道の競争力がそれだけ高いためである」と論じた。
さらに記事は、新幹線と各国で受注競争を繰り広げている中国高速鉄道だが、その発展は「新幹線があってこそ」だとし、すべての始まりは1978年に当時の副総理だったトウ小平が新幹線に乗車し、「中国も新幹線のような乗り物が必要」との認識を示したことを紹介。中国高速鉄道の歩みはトウ小平が新幹線に乗車したことが始まりであったとし、今や中国高速鉄道は新幹線すら凌駕する存在へと成長を遂げたと胸を張っている。
サーチナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
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